▮闇バイトで招集された集団による万引き・盗難

これまで万引きと言えば単独で誰にも気づかれずに犯行を行うイメージがありますが、近年では『闇バイト』というキーワードをよく耳にしますよね。その『闇バイト』が絡んでいるケースが多く報告されています。つまり、犯罪組織によって指示を受けた複数人のグループに大量に商品を盗まれてしますのです。
実行犯の中で、見張り役・店員の気を反らすために話しかける役・盗む役・受取る役と振り分けられ、万引きを現行犯で捕まえることが難しいように巧妙に動きます。
盗んだ大量の商品はすぐに海外へ発送されてしまい、足が残らないことも特徴です。
このような組織ぐるみの犯罪を防ぐことはとても困難で、防犯カメラを解析したとしても時は遅く現行犯で捕まえることが何よりと考えられます。

【効果的なセキュリティ機器】

●死角を無くすミラーの設置・・・ミラーで確認できる面積を増やし、万引きできな環境をつくる効果があります。

●遠隔で確認できる防犯カメラの設置・・・薬品やメイク用品などの万引き被害に遭いやすい箇所に遠隔から確認できる防犯カメラを設置することで、怪しいグループが入店してきた場合にバックヤードより確認し現行犯で確保できる確率が上がります。

▮バックヤードの警戒

バックヤードが外と繋がっていることを利用して、業者になりすまし商品を大量に盗難するケースも報告されています。従業員が注意していたとしても、毎日たくさんの業者が出入りするバックヤードなので防ぎようがないのも事実です。
そこでバックヤードでも効果的な対策をご紹介します。

【効果的なセキュリティ機器】

●遠隔地(本部)から、防犯カメラの操作・映像確認を行う・・・誰でも出入りできるバックヤードだからこそ怪しい動きが無いか遠隔で確認を行うことをお勧めします。録画機能が付いているものなら後に確認できるので尚良いです。内部の人間を守るためにも徹底したセキュリティ管理が必要です。

●センサーライトで照らす・・・夜間など人が来たタイミングが把握しやすいようにセンサーライトを設置することで、従業員も分かりやすくなりますし、抑止力にもなるので、近隣住宅の迷惑にならないようでしたらお勧めです。