自分で自分を盗撮?スマホ情報漏えいにご注意!

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防犯豆知識
自分で自分を盗撮?スマホ情報漏えいにご注意!

2021/01/21
#盗撮 #対策 #盗聴 #個人情報 #位置情報


スマホ1台であれこれできる時代。

電話番号を知らなくても無料通話アプリで友達になるだけでやりとりができたり、
写真投稿アプリでいい感じのカフェを探したり、
そのお店のレビューや混雑状況、ルートまで調べることができるスマートフォン。

最近はクレジットカードや銀行と紐づけした電子決済も主流となり
生活に欠かすことのできないアイテムとなりました。

そんなスマートフォンから得られる情報は莫大ですが、
逆に情報が流出しているとしたら・・・?
 

 スマホから得た情報はGoogleに保存されている!

例えば、Googleで行きたいと思っていたカフェを検索したとすると
自分が今いるところから一番近いカフェが表示されたり、

お店を出た後にレビューを投稿しませんか?と
通知が来た!なんていう経験があるんじゃないでしょうか?

実はGoogleのアカウントと紐づけたスマホの位置情報は自動でGoogleに保存されているんです。

道路の渋滞情報や、自分の好みに合った検索結果の表示など
Googleのサービスは私たちが情報を提供しているからこそなのですが
やっぱりなにか情報が漏れているんじゃないかと心配ですよね。

その他のアプリも同様です。

筆者の体験談ですが、無料通話アプリで会話中、
「○○機能がついてる動画もとれるコンパクトなカメラが欲しいな〜」
と友人へ話した途端、ウェブサイトやアプリの広告がすべてカメラに変わったのです!

動画アプリでメイク動画を見たら別のアプリで化粧品の広告が表示された
なんてこと、よくあるかと思います。

無料で利用している以上、そのサービスに私たちの情報がいつの間にか収集されて
利用されていてもおかしくない、、、というわけです。


自分のスマホで自分を盗撮?

そして、カメラを使用するアプリを入れている方は要注意!
音声だけでなくカメラからの情報も利用されているかも。

私たちが携帯を凝視している顔を盗撮しているとしたらかなりシュールですが
思わぬところで映った家の中やクレジットカードなどの情報が
もしかしたら悪用されてしまう可能性もあります。

そしてGoogleへの情報提供は位置情報記録などをオフにしていても
データが保存されてしまう仕組みになっています。

少し前にNSAによる国際的監視網(PRISM)の実在を告発した事で話題になった
エドワード・スノーデン氏もスマホの電源がオフでも盗聴可能だと主張しています。
 

 カメラカバーを使って盗撮防止!

機能をオフにしていても漏れてしまうならどうしようもない、、、
ならば物理的に塞いでしまいましょう!

そんなときに役立つのが・・・これです↓

スクリーンショット 2021-01-21 104734.jpg

なんだか分かりますか?

スクリーンショット 2021-01-21 105416.jpg

これ、インカメラ用の盗撮防止カバーなんです!
少しアナログな方法ですが、デジタルのセキュリティで防ぎきれない情報漏洩は
アナログで対応するのも一つの手です。

安全だと思っているアプリも意外に安全ではないかも。
盗聴・盗撮に少しでも身に覚えのあるかたはすぐに対策しましょう!

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「SNSに潜む危険な罠」

もちろん、SNSの利用も要注意です※