COLUMN
防犯豆知識
防犯カメラ設置時の注意点
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2020/09/17
#防犯カメラ #対策 #注意点 #個人情報
│ 最近、防犯カメラを設置する一般家庭が増えている
防犯カメラを設置している場所といえば、
銀行や郵便局などのお金を扱うところや、
住居なら分譲マンションや大豪邸など大きな建物のイメージがあります。
そんな防犯カメラを一戸建てに設置するなんて大袈裟と思うかもしれませんが、
実際には防犯カメラを設置する家は近年増加傾向にあります。
防犯カメラが無線LANで利用できるようになり、
配線などの大きな工事が必要ないことも多く、
昔ほど高価なものではなくなってきたことも設置する家が増えている理由の一つでしょう。
通りから見やすい位置に設置しておけば不審者に対して抑止効果が期待できますし、
もし何かあったとしても、
録画されている動画で犯人を捕まえるヒントを得られる可能性があります。
しかしながら、防犯カメラを設置するにあたり、注意すべきことがあります。
それは、当たり前かもしれませんが、
防犯カメラを利用する目的は、「防犯」に限られるということです。
さらに、防犯カメラに記録された画像や動画で個人が特定できる場合、
それは個人情報となってしまうということです。
個人情報と聞くとピンとくるかもしれませんが、取り扱いには注意が必要なのです。
例えば、コンビニに芸能人が来店して、
それを記録した防犯カメラの画像を店員がSNSにアップしたとします。
この例だと明らかに防犯カメラの利用目的から逸脱しています。
個人を特定してさらすために防犯カメラは設置されているわけではありません。
では、防犯カメラを設置する際に、
自分の家だけが映るように設置すれば問題ないのでしょうか?
映像の100%が自分の敷地内だけが映っているのであればまず大丈夫でしょう。
もし個人宅で防犯カメラを設置する場合には、
を最低限守る必要があります。
これを守らないと、個人情報保護法違反や名誉毀損などで
訴えられる可能性もありますので十分注意が必要なのです。
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